労働法(メモ)

労働法テスト直前のまとめ。過去問が手に入らなかったので蝶不安。
※まだ未完成

・労働法の概要
労働法という名前の法律はない。労働に関する法律と判例の総称。


・・労働法の性格
労働法には大きく分けて4つのグループがある。

1.労働者と使用者の関係について
主な法律:労働基準法労働安全衛生法労働者災害補償保険法、男女雇用機会均等法労働審判法、労働契約法など。
関係する機関:労働基準監督署都道府県労働局、労働審判委員会、地方裁判所
2.労働組合と使用者の関係について
主な法律:労働組合法、労働関係調整法、スト規制法
関係する機関:労働委員会
3.失業者への援助について
主な法律:職業安定法職業能力開発促進法、高齢者雇用安定法、障害者雇用促進法、労働者派遣法、雇用保険法
関係する機関:ハローワーク
4.公務員の労働について
主な法律:国家・地方公務員法人事院規則、特定独立行政法人等労働関係法、地方公営企業労働関係法
関係する機関:人事院、人事委員会、公平委員会

・・労働法と社会保障法
労働法と社会保障はつながってるという話。
労働法は「国が積極的に労働者の生活を保護・援助すること」が目的で、社会保障は「国が積極的に特定の国民(障害者とか高齢者)の生活を保護・援助すること」が目的。
市民生活への最小限度の介入をモットーにする、いわゆる夜警国家では労働者保護も減少する。


労働基準法について
先に見たとおり、労働法と一口に言ってもすごく広い範囲を含む。ここからはひとまず労働基準法に絞って考える。

・・労働基準法の目的
人間らしい生活をすることができるレベルの労働内容