問16 信頼性設計

システムの信頼性に関する記述のうち、フェイルオーバの説明はどれか。

  1. 障害が発生した場合でも、処理やデータをほかの処理装置に自動的に引き継ぎ、切替え処理を意識させない。
  2. 障害が発生した場合に、それが原因で危険な結果にならないよう、常に安全側の状態にする。
  3. 人間の過失などが原因で予期されない使い方をしても、信頼性や安全性を損なわない。
  4. 部品やサブシステムに信頼性の高いものを用いることによって、システム全体の故障発生を極力少なくする。

安全工学において、事故が起こらないようにする設計・起きても大事に至らないようにする設計が重要視されます。
フェイルオーバもその1つで、稼働中のシステムで異常が発生しても自動的に別のシステムが処理を引き継ぎ、全体としては正常に稼働し続けるシステム設計のことを指します。答えは1です。

2はフェイルセーフ、3はフールプルーフ、4はフォールトトレランスですね。